止まるたびに「キィーキィー」とブレーキが鳴くのは不快な体験です。
そんなブレーキ鳴きでお悩みの方のために、記事を作成しました。
写真と共にお話ししていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
キィーと鳴る原因
通常の速度で走っているとそこまで音が気になりませんが、信号や一時停止で停止する手前で「キィー」とブレーキ鳴きが続くと神経質な方ですと、少しずつストレスが溜まると思います。
この音の原因は多くは、ブレキーパットとブレーキディスクが擦れる際に起こる「共振音」が原因です。
大体の異音の原因を解決するために「ブレーキパットグリス」を塗布することで解決するケースが多くあります。
※ディスクの変形やパットの偏摩耗等ブレーキの構造的な部分で不具合が発生している場合がありますが、その場合ですとブレーキ鳴きの前にハンドルの異常なブレやブレーキ時の異常振動が併発している可能性がありますので、早めにショップに相談してください。
準備する物
作業を開始する際に必要な物をご紹介します。
怪我防止のために必ず手袋をすることをオススメします。
軍手ですと使いづらいので、ニトリル手袋を使うといいと思います。
私が使っているものを参考までにのせておきます。
作業開始!!
それでは作業を開始していきます。
ブレーキキャリパーを丸ごと外す予定のある方は、こちらをご覧ください。
フレームとキャリパーが固定されているのが、①です。
ブレーキパッドとキャリパーを支えているのが、②です。
キャリパーを完全に外す前に、軽く②を緩めておくと、ブレーキパッドとキャリパーを分離する際に少し楽になります。
ブレーキパッドのみを外す場合は②を緩めるだけでブレーキパッドのみを取り外すことが出来ますので、ご指針の整備内容に合わせてください。
こちらの二箇所を緩めて②を引き抜きましょう。
②を引き抜くとブレーキパッドを固定しているサポートを取り外します。
緩めてからスーッと上に引き上げるとこの様にブレーキパッドを簡単に抜くことが出来ます。
ブレーキパッドが引き抜けるとこの様になります。
軽く金属パーツを真鍮ブラシで擦り、きれいにしました。
ブレーキパッドグリスは、ブレーキパッドの裏側に薄く塗ります。
ブレーキパッドグリスは伸びが良いので、付け過ぎには注意してください。
付け過ぎると埃や砂利などが付着しやすくなってしまうので、トラブルの元になります。
軽く塗り伸ばすようにしましょう。
ここで注意していただきたいのは、ブレーキパッドとブレーキディスクの接地面にグリスが付かないようにすることです。
ブレーキディスクにグリスが付いてしまうと、十分な制動力が発揮できず大変危険ですので、十分にご注意ください。
最悪付いてしまったら、パーツクリーナーなどで根気よく落としましょう。
作業が終わると、逆に組み付けて終わりです。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございます。
ブレーキメンテナンスのお話でした。
それでは楽しいバイクライフをお過ごしください。
※ブレーキは非常に重要な保安部部品です。
不安な方はショップなどにご相談してくださいね。
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