
こんにちは、うさぎのしらせ管理人のわらじーです。
バス運転手というと、ハンドルを握って安全に運転するのが仕事……
と思われがちですが、実はそれだけではありません。
車内には毎日いろんなお客さんが乗ってきます。
そして時には、乗客同士のトラブルに巻き込まれることもあるんです。
今回は、ぼくがこれまでに体験した「困ったお客さん」と、そのときにどう対応したかをご紹介したいと思います。
トラブルで一番困るのは「お客さん同士の揉めごと」
正直に言って、一番困るのが、お客さん同士がトラブルを起こすケースです。
運転中に後ろから聞こえてくる言い争いの声……あの瞬間は、本当に胃がキュッとします。
たとえば、こんなことがありました。
ケース1:音楽の音漏れでイライラが爆発
ある日、若いお客さんがスマホで音楽を聴いていたのですが、
イヤホンの音漏れがひどく、周りのお客さんがどんどんイライラ。
運転席は色々な騒音があってそこまで客席の状況は分かりません。
お互いに引かずに、声がどんどん大きくなっていきました。
こうなると、ただの「うるさい」では済まなくなります。
ケース2:席を譲る譲らないで高齢者同士が衝突
もっと驚いたのが、お年寄り同士の席トラブル。
「ワシの方が足が悪いんだ!」
「いや、私だって立ってられないのよ!」
……と、席をめぐっての口論がどんどんエスカレートしてしまい、
まわりの空気もピリピリ。
こうなると運転どころではありません。
トラブルが起きたときの対処法
こういったトラブルが起きた場合、まずぼくが最初にするのは、
「安全な場所にバスを停める」こと
これは鉄則です。
たとえ時間が押しても、何より大切なのは乗客の安全。
そのうえで、
・何が原因だったのか
・どんなやりとりがあったのか
を冷静に聞き取ります。
落ち着いて話を聞くと、どちらかが謝って収まるケースもありますが、あまりにも険悪な雰囲気になっているときは、可能なら座席を移動してもらうなどの対応をします。
それでもどうしようもない場合は、最終的には警察に連絡する判断も必要です。
幸い、これまでに警察を呼ぶほどのことにはなったことはありませんが、常にその“最悪のケース”を想定しながら対応しています。
運転以外にも「やること」はたくさんある
お客さんにはなかなか見えにくい部分かもしれませんが、
バス運転手の仕事って、実は車を走らせること以外の「対応力」もすごく大切なんです。
・時間に追われながらも安全第一で運行する
・乗客の雰囲気に気を配る
・トラブルがあれば即座に判断して対処する
こうしたことも含めて、ぼくたちの仕事です。
誰もが快適に、気持ちよくバスに乗ってもらえるように、
これからもできる限りの配慮をしていきたいと思っています。

まとめ
今回は、「困ったお客さんとその対処法」というテーマで、
ぼくが経験した中でも特に印象に残っているケースをお話ししました。
✅ 音漏れや席の譲り合いなど、乗客同士のトラブルは意外と多い
✅ まずは安全を確保し、落ち着いて事情を聞くことが大切
✅ バス運転手は、運転だけじゃなく“人との対応”も求められる仕事
バスという空間は、いろんな人が乗り合わせる場所。
だからこそ、ちょっとした気配りが大切だなと日々感じています。
またどこかでお会いできたら嬉しいです。これからも安全運転で★
普段はバスの乗務員をしています。過去記事見ていただけると嬉しいです。
しっかり確認して事故防止。今日も安全運転で行きましょう。


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