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『子どもや高齢者へのちょっとした気遣いテク|バス運転手のやさしい工夫』


こんにちは、うさぎのしらせ管理人のわらじーです。

 

バスに乗るお客さんの中には、
小さな子どもやお年寄りの方もたくさんいらっしゃいます。

 

そんなときに、運転手として大切にしているのが、
「急がせない」「焦らせない」「見守る」10いう気持ちです。

 

今回は、ぼくがふだん意識している「ちょっとした気遣い」について、
子どもや高齢者とのやりとりを中心にお話ししてみようと思います。

 

「ゆっくりでいいよ」そのひと言が安心を生む

まず一番大切にしているのは、乗り降りのときの声かけです。

 

お年寄りの方が乗るときや、小さい子を連れた親子が降りるとき、
つい「次の予定があるから早く出発しなきゃ」と思ってしまいそうになります。

 

でも、ぼくはあえてゆっくり待ちます。

 

そして、こう声をかけるようにしています。

「ゆっくりで大丈夫ですよ」
「急がなくていいですよ」

たったそれだけのひと言でも、
相手の方がホッとしたような顔になることが多いんです。

 

焦って転んだり、無理にステップを踏み外したりするよりも、
“安心して動ける環境”をつくることのほうがずっと大事だと思っています。

お年寄りには「見守る気配」を忘れずに

高齢者の方は、体の動きがゆっくりだったり、バランスを崩しやすかったりします。

 

特に、降りるときのステップは足元が見えづらいことも多いので、

手すりにしっかりつかまってから動き出すように、

後方ミラーやルームミラーで常に確認しています。

 

中には「ありがとうね〜」とニコニコ手を振ってくれる方もいて、
こちらも自然と笑顔になってしまいます。

 

でも内心では、

「どうか怪我せずに降りてほしい」
という気持ちでいっぱいです。

子どもには「やさしいトーン」で伝える

小さな子どもが乗ってくると、こちらもちょっと緊張します。

 

車内で立ち上がったり、歩き回ったりする姿を見るとヒヤッとすることもあります。


でも、頭ごなしに怒るよりも、やさしいトーンで話しかけることを意識しています。

 

「座っててね〜、バス揺れるから危ないよ」
「お母さんと一緒にね、ありがとう」

 

子どもなりにちゃんと聞いてくれて、しっかり座る姿を見ると、
「えらいなぁ」と思わず微笑んでしまいます。

 

こういうやりとりって、親御さんにとっても嬉しいみたいで、
「ありがとうございます、助かります」と言ってもらえることもあります。

特別なことじゃないけど、大切な気遣い

こうした気配りって、
特別な技術がいるわけじゃありません。

 

でも、「一歩立ち止まって相手を見る」という気持ちがあるかどうかで、
バスの空気がガラッと変わることもあります。

 

ぼく自身、何かすごいことをしているわけではありませんが、
子どもやお年寄りが安心してバスに乗れるように、
できるだけのことはしていきたいなと思っています。

✨まとめ

今回は、「子どもや高齢者へのちょっとした気遣いテク」について、
ぼく自身が日々の業務で意識していることをお話ししました。

 

・乗り降りのときは焦らせない声かけを
・お年寄りは見守る気配と安全確認を
・子どもにはやさしい言葉で危険を伝える

どれも小さなことですが、
その積み重ねが「また乗りたい」と思ってもらえるバスにつながるのかな、と思っています。

 

またどこかでお会いできたら嬉しいです。これからも安全運転で★