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『実は苦手だった…高速バス運転を克服した話』


はじめに

こんにちは、うさぎのしらせ管理人のわらじーです。

 

バス運転手としてさまざまな路線を経験してきましたが、実はぼく、最初は「高速バスの運転」がすごく苦手でした

 

お客さんを乗せて、時速80km以上のスピードで、周りは一般車がビュンビュン走ってる…

 

その中で安全に、しかも乗り心地よく走るって、簡単なようで本当に難しいんです。

 

今回は、そんなぼくが感じていた「苦手意識」と、それをどうやって克服していったかというお話をしてみようと思います。

 高速バスが苦手だった理由

 

ぼくが高速バスの運転に苦手意識を持っていた一番の理由は、
「加減速による乗り心地の悪さ」です。

 

バスは車体が大きいので、少しのブレーキや加速でもお客さんにとっては「ガクン!」と揺れを感じやすくなります。


特に高速道路では、一定速度でスムーズに走ることがとても重要。

 

でも、これが難しい。

 

例えば前に遅い車がいて、追い越したいとき。後ろからは速い車が来ているし、
タイミングが悪いとアクセルを踏みすぎたり、ブレーキを強く踏んでしまったり…。

 

「うわ、今のは絶対お客さん揺れたな…」と自分でもわかることが何度もありました。

一般車との“スピード感”のズレに悩む日々

高速道路では、トラックや乗用車と一緒に走りますが、それぞれの走り方がバラバラです。

 

中には極端に遅い車もいれば、車線変更を繰り返す車もいて、
そういう流れの中で
「自分のリズム」を守るのがとても難しいと感じていました。

 

特に追い越しのタイミング。


「今なら行ける」と思っても、後ろから猛スピードで来る車がいたり、
逆に自分が追い越しに入った瞬間、前の車が加速して…結局戻る羽目に、なんてことも。

煽られることも日常的でした。

 

気を抜いたら、あっという間に流れに飲まれる。

 

それが高速の怖さでした。

 克服のカギは“先読み”と“一定走行”

苦手意識を克服するきっかけになったのは、
「とにかく先を読む」という意識を強く持つようにしたことです。

 

たとえば、前の車の動きを見て、
「この車は登り坂でスピードが落ちそうだな」
「この車、ナンバーが他県だから不慣れかも」
「このトラック、少しフラついてるな」

 

そういう細かい“予兆”に気づくようにしました。

そうすることで、
・早めに車間距離を取る
・急な追い越しを避ける
・アクセルを一定に保つ

といった操作が自然とできるようになってきました。

 

また、自分の中で「理想の速度と回転数」を決めておくことで、
「速度を維持する走り」にも集中しやすくなりました。

一番うれしかった「変化」の瞬間

ある日、お客さんから降車時にこう言われたんです。

 

「今日は乗り心地がとてもよくて、安心して眠れました。ありがとうございます。」

それを聞いて、思わず「やった…!」と心の中でガッツポーズ。

 

あのときの嬉しさは今でも忘れられません。


苦手だった高速バスの運転でも、ちゃんと自分なりに乗り越えられたんだと感じた瞬間でした。

✨まとめ

運転手といっても、得意な路線・苦手な路線は人それぞれ。


ぼくにとっては高速バスが大きな壁でした。

 

でも、苦手だからこそ、ちゃんと向き合って、工夫して、乗り越える


それがプロとしての成長なんじゃないかなと今では思います。

 

これから運転手を目指す方も、
「ここが苦手かも…」と感じる場面がきっと出てくると思います。

 

でも、それは悪いことじゃなくて、
自分の運転に向き合う“入り口”になるかもしれませんよ。

 

それではまたどこかでお会いしましょう。

 

普段はバスの乗務員をしています。過去記事見ていただけると嬉しいです。

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