こんにちは、うさぎのしらせ管理人のわらじーです。
バス運転手として働いていると、長距離の運行もよくあります。
特に高速道路を何時間も走る仕事では、集中力の維持がとても大切です。
「ボーッとしてたらあぶない」
「集中してるつもりでも、ミスは一瞬」
そう感じることが多く、だからこそ自分の中で“集中を保つための工夫”を取り入れてきました。
今回は、ぼくが日々の長距離運転で実践している
集中力をキープするためのコツを3つご紹介します。
コツその1:速度を一定に保つ
まず一番に意識しているのは、「速度を一定に保つ」ことです。
高速道路では、アクセルを無意識に強く踏んでいたり、
前の車との距離を詰めすぎたりして、気づかないうちにスピードが上下しがちです。
でも、これを繰り返すと体力も集中力もじわじわ削られてしまうんです。
ぼくの感覚では、90km/hくらいがいちばん疲れにくくて安定して走れるスピード。
無理に追い越したり、前の車に合わせて加減速したりせずに、
自分の“一定のリズム”を守ることで、運転がラクになり、長時間でも集中を切らしにくくなります。
まるで“巡航モード”のような感覚で走ると、気持ちにも余裕が生まれますよ。
コツその2:車線変更をなるべく減らす
もうひとつ大切なのは、車線変更を必要以上にしないことです。
長距離運転では、ついつい前の車を追い越したくなったり、「このトラック遅いな…」と思って右車線に移ったり、そういうことを繰り返してしまいがちです。
でも、車線変更は神経を使う行為なんです。
・周囲の確認
・タイミングを計る
・ミラーを何度も見る
・他車とのスピード差を判断する
こうした動作を何度も繰り返していると、知らないうちに疲労がたまっていきます。
だからぼくは、走行車線を自分の“ホームポジション”にして、
よほどの渋滞や速度差がない限り、無理に追い越さないようにしています。
これも、集中力をムダに消耗しないためのポイントです。
コツその3:体の感覚に耳をすます
そしてもうひとつ大切にしているのが、「疲れてきたかも…」という自分の体の声に気づくことです。
・まばたきが増えてきた
・腰をずらす回数が増えた
・無意識にため息が出る
こんな小さな変化も、集中力の低下サインです。
そんなときは、無理に頑張らず、休憩を取ることも仕事のうち。
パーキングエリアでストレッチをしたり、窓を開けて空気を入れ替えるだけでも、気分がリフレッシュされて、再び集中できるようになります。
「限界まで走る」のではなく、
“疲れる前に手を打つ”のが、長距離運転を安全にこなすコツです。
✨まとめ
長距離運転は、走る時間も長ければ、集中力を保たなければならない時間も長いです。
だからこそ、疲れにくい運転の“リズム”をつくることが大事。
✅ 速度は90km/h前後を一定に保つ
✅ 車線変更を必要最小限にする
✅ 体の変化に気づいたら、こまめにリフレッシュ
これらを意識することで、体力の消耗も減り、結果として集中力を高いままキープできます。
「集中力のある運転は、安全につながる」
――これは、バス運転手として日々実感していることです。
運転を仕事にしている方も、そうでない方も、長距離を走るときにはぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです!
普段はバスの乗務員をしています。過去記事見ていただけると嬉しいです。
しっかり確認して事故防止。今日も安全運転で行きましょう。
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