うさぎのしらせ

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【3年目現役バス乗務員】コロナ禍で減収。みんな辞めていく。

みなさんこんにちは。わらじーです。

今回は、世界中で大流行している新型コロナウイルスによるバス業界の影響をお話ししたいと思います。

最初に結論から申し上げますと、今回の年収が落ちた大きな原因は

  • 勤務減少による減収
  • 企業利益不振による大幅なボーナスカット

が挙げられます。

 

路線に関していえば、緊急事態宣言による便の運休や減便、利用客の減少による企業収入減少が影響大きく

緊急事態宣言→

運休or減便→

利用客減少→

緊急事態宣言解除→

便数復活→

利用客変わらず・・・

の流れで非常に企業としても厳しい部分もあると思います。

ここ最近は利用客も徐々に増えだしているようですが、平時と比べると半分以下ですね。

 

正直な話、仲間はどんどん辞めていくし仕事がないので給料は下がりまくるしで独身だからいいもの結婚して子供もいてという状況で考えたら生活は無理です。

人によっては年ベースで100万近く変わった人もいるようです。

 

バス業界というのは、基本的に公営運営でない限りは

路線バス

高速バス

定期観光バス

貸切バス

基本的に多岐に渡る事業を生業としています。

そのため、今回の新型コロナウイルスの影響は様々な部分で影響が大きいのが現状です。

特に貸切バスに関していえば、修学旅行の中止や慰安旅行の中止など毎年必ずあったであろうイベント事の収益が全くなくなるほどの影響です。

 

事業規模によっては運営をすることが難しく事業撤退をせざるを得ない状況下であるという報告もいくつか聞いています。

 

もちろん飲食店ではないので協力金の関係は全く関係ありませんので、従業員を無理やりにでも休ませる手段をとり、

厚生労働省のガイドラインに則り休業支援金で繋いでいる企業もあるのが現状です。

www.mhlw.go.jp

とはいえ、バス自体の維持費が非常にかかるため非常に厳しいのが全国的な問題であると思っています。

 

どこの企業も従業員の雇用を守るため、今まで参入していない業種に取り組んだりなど色々と試行錯誤しながらの運営をしているので、今までとは違う勤務体系になりだしました。

 

今のご時世なので、仕事があるだけいいじゃないかと言われればその通りですがこのままでは、乗務員の離職が進む一方です。

 

今までのバス乗務員の大きな人手不足問題は

  • 長時間労働
  • 低賃金

でしたが、今回の新型コロナウイルスの影響で

  • 感染リスク
  • 勤務減少
  • 親がバス運転手という偏見

が追加されました。

特に子供のいる家庭では、県外への往来が必ずある高速バスの乗務員の子供に対して学校側から

来ないでくれ休ませろなどの言われ方をされた方もいらっしゃいました。

 

一時期医療従事者の子供に対しての”いじめ問題”が話題になりましたが、同じことが起きています。

今は少し大人しくなったようですが、まだ続いているようです。

また、県外往来の輸送をせざるを得ないので

コロナを運んでいるなど、いわれもない罵倒を受けたこともあります。

 

こちらとしても仕事でやっているのである程度言われるのは仕方ないと思いますが、ここまで言われると少しへこみますネ。

 

大手でない限りいつ潰れるかわからない!!

 

収入が安定しないから

子供の学費捻出や車のローンも厳しい!!

 

子供がいじめにあっている!!

などの理由で多くの同僚達が去っていきました。

特に三番目はなんともつらいお話です。仕事が悪いわけではないです。

子供の安全の為と考えると…う~んでもひどい話ですよネ。

 

ただ、ここまで離職が続いてしまうと今度はコロナがある程度収束したらどうなるかと不安です。

ただでさえ乗務員不足と平時で言っていたのが今後どうなるのか・・・

新事業に参入した会社ではもっと深刻な人手不足が懸念されます。

 

そこから今度激務になって、こんなんじゃ身体壊すとなり辞める人も出てくるかもしれませんね。

 

しかし、これ以上無理だと判断を会社がすれば今度は早期退職の話が出てくるでしょうし、すでに出ているところもあるそうですが

バスの乗務員って結構な人数が居ないとまともに回らないです。

早期退職を募るのもいいのですがそれだと大量の失業者が増えることが目に見えます。

仮に今まで通りに人の流れが戻ったとして、今まで以上に深刻な乗務員不足。

それがどれだけの影響か考えるだけでも恐ろしい”if"のお話です。

 

新しい生活様式とここ最近話題になりますが、それでは公共交通機関を全体的に衰退させる要因になりかねません。

特に地方の路線バスになってくると元々いない利用客がさらに居なくなれば減便又は運休をせざるを得ない状況になります。

そうなればまた余計に不便になり乗らないという負のスパイラルです。

 

出来る限りでいいので、今後の公共交通機関の存続のためにご利用いただければと思います。

 

warajibike.com

 いまはまだ高齢者のコロナワクチンが優先的ですが、これから若い世代に徐々に拡大されていくと思います。

もう後一年くらい我慢できればまた日常が戻るのではないかと思っています。

絶対に無くなることのない業界ですが、これからどのようにシフトしていくのかは全くわかりません。

ただ、利用する側も提供する側も不便になる事だけは誰も嬉しくは思いません。

もう少し皆さんで頑張っていきましょう。

 早くワクチンが普及して平穏に戻ればいいですね。

 

それでは、今回はこの辺で失礼させていただきます。

明日は我が身、しっかり確認して事故防止。

本日もご安全に

普段はバスの乗務員をしています。過去記事見ていただけると嬉しいです。

 

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