
皆さんはバス運転手の給与や休み事情って、どんなイメージをお持ちですか?
「安定している」「きちんと休める」そんな風に思う方もいるかもしれません。
でも実際の現場にいる僕の感覚からすると、かなりギャップがあります。
今回は、10年目のバス運転手としてのリアルな給与や休み事情について、できるだけ正直にお話ししていこうと思います。
これからバス業界を目指す人や、興味のある方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。
人手不足が深刻で休みが取れない
まず最初に言いたいのは「とにかく人手不足」ということです。
地方に限らず都市部でも同じ状況で、慢性的に運転手が足りていません。
その結果、ひどい月には休みが3日しかないなんてこともありました。
月に3日休み、つまり27〜28日働くわけです。
普通に考えると信じられないスケジュールですが、現場ではそういう月も珍しくないのです。
もちろん法律上は労働時間や休みの日数に基準があります。
でも現実的には「人がいないから、出てもらえませんか?」と頼まれることが多く、断りきれない状況が生まれます。
給与の現実
次に気になる給与面です。
正直に言います。
僕は10年目ですが、基本給だけで見ると25万円に届いていません。
「え?10年やってそれだけ?」と思う方もいるかもしれませんね。
ただ、バス業界は基本給が低めに設定されていることが多いんです。
だからこそ多くの運転手は、時間外労働や休日出勤でなんとか収入を増やしています。
頑張れば確かに稼げます。
残業や深夜勤務、休日運行を重ねれば月に30万円を超えることもあります。
でもそれはあくまで「頑張り続けること」が前提。
体を酷使してようやく到達する金額なんです。
年間休日の少なさ
一般的な会社員だと、年間休日は100日以上あるのが当たり前ですよね。
でもバス業界だと80日を切るのが珍しくありません。
例えば、週休2日制と比べると1年で20日以上差がつきます。
1ヶ月にすると約2日少ない計算ですが、これが積み重なると大きい。
家族と過ごす時間や、自分の体を休める時間が圧倒的に少なくなってしまいます。
僕自身も「もっと子どもと過ごしたいな」と思うことは多いです。
でも現実的には思い通りにならないことも多い。
これがバス業界の厳しい部分だと思います。

メリットもある
もちろんデメリットばかりではありません。
この仕事ならではのメリットも感じています。
例えば「休憩時間の長さ」
運転以外は待機時間がしっかり取れるので、本を読んだり、ちょっとした勉強をしたり、自分の時間を持てるのは魅力です。
また「基本的に一人で仕事をする」というのも気楽さにつながります。
バスに乗ってしまえば、同僚や上司と四六時中顔を合わせる必要がなく、自分のペースで運転に集中できます。
さらに「頑張れば稼げる」のも事実です。
体力的には厳しいですが、休日出勤や長距離勤務を積極的に入れれば、収入をある程度上げることは可能です。
デメリットの重さ
一方でデメリットもはっきりしています。
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拘束時間が長い
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基本給が安い
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家族との時間が取りづらい
特に「拘束時間」は体にこたえます。
運転している時間だけでなく、点検や待機、渋滞などを含めると家を出てから帰るまでが非常に長いのです。
結果として「仕事ばかりしている」という感覚になりやすい。
家族時間が削られるのも大きな悩みです。
「子どもの運動会に行けなかった」
「家族のイベントに合わせられなかった」
そんな経験をしている運転手も少なくありません。
流石にこのご時世なので、家族のイベントがあると言えばなんとか工面はしていただけます。

まとめ:リアルを知ってほしい
バス運転手は大きな車を安全に運転し、多くのお客さんを目的地まで届ける責任ある仕事です。
やりがいはありますし、「ありがとう」と言われた瞬間は本当に嬉しいです。
でも同時に、給与や休みの現実は厳しい部分があります。
人手不足で休みが減り、基本給が低いからこそ時間外労働で補う、そんな構造が業界全体にあるのです。
これからバス運転手を目指す人には、いい面と厳しい面の両方を知った上で選んでほしいと思います。
またどこかでお会いできたら嬉しいです。これからも安全運転で★
普段はバスの乗務員をしています。過去記事見ていただけると嬉しいです。
しっかり確認して事故防止。今日も安全運転で行きましょう。
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