はじめに
こんにちは、うさぎのしらせ管理人のわらじーです。
バスの運転は天候に大きく左右されます。
特に「雨の日」や「雪の日」は、普段よりも何倍も神経を使います。
滑りやすくなる路面。
前が見えにくくなる視界。
そして、不安定な運転をする一般車――。
こんな日は、“いつも通り”の感覚でバスの運転は絶対にダメなんです。
今回は、ぼくが雨や雪の日に気をつけていることを3つご紹介します。
これからバス運転手を目指す方にも、日常で車を運転している方にも、
「へぇ〜」と思ってもらえる内容だと思います。
その1:速度は“遅すぎるくらい”でちょうどいい
雨の日や雪の日は利用客がぐっと増えるので、制動距離(止まるまでの距離)が大きく伸びるため、とにかく“ゆっくり走る”ことを心がけています。
ただし、「ちょっと遅め」くらいでは足りないことも多いです。
ぼくの感覚では、「遅すぎるかな?」くらいがちょうどいいです。
特に雪の日は、晴れている時間帯でも橋の上や日陰では“ブラックアイスバーン”になっていて滑ることがあります。
そういうところで慌ててブレーキを踏んだら…もう止まりません。
急ブレーキ、急加速、急ハンドルは絶対NG。
早めにアクセルを抜いて、じわっと減速するのがポイントです。
その2:歩行者や自転車への“水はね”に超注意
意外と見落とされがちなのが、水たまりの“はね”。
バスは車体が大きくてタイヤも太いので、
水たまりに入ったときの水はねがすごい勢いになります。
歩道を歩く人に水をかけてしまったら大迷惑。
もしケガをさせてしまったら、責任問題にもなりかねません。
ぼくは雨の日は特に、
・路肩の水たまりに注意
・歩行者や自転車が近くにいないか確認
・水たまりを避けられないときは減速
こういったことを意識して、「人に優しい運転」を心がけています。
こういう気づかいって、見ている人はちゃんと見ていてくれて、
「ありがとう」と声をかけられたこともあります😊
その3:一般車の“動き”を警戒する
正直に言うと、雨や雪の日で一番怖いのは“他の車”です。
・無理に車線変更してくる
・急ブレーキを踏む
・スリップしてふらつく
・フォグライトやスモールだけで走っている
――こんな車に出くわすことが本当に多いです。
だからぼくはいつも、
「今日の道路は危ないぞ」「相手は止まらないかもしれない」
という意識で運転しています。
言い方は悪いかもしれませんが、
「他の車は信じない」くらいがちょうどいい。
そのために必要なのが、
・車間距離を広くとる
・先に危険を見つける
・ミラーで周囲の流れをつかむ
・予測できない動きに備える
こうしたことを常に頭に入れながら、慎重に運転しています。
✨まとめ
「雨の日」「雪の日」は、視界も路面も悪くなり、バスの運転にはいつも以上の集中力が求められます。
でも、だからこそ意識していることがあります。
✅ 速度は“遅いくらい”でOK
✅ 水はねによる迷惑や危険を避ける
✅ 一般車の動きに敏感になる
この3つは、どんな路線・どんな天気でも大切ですが、特に悪天候の日は“命を守る意識”として強く意識しています。
雨や雪の日でも安心してバスに乗ってもらえるように――
今日もハンドルを握っています。
普段はバスの乗務員をしています。過去記事見ていただけると嬉しいです。
しっかり確認して事故防止。今日も安全運転で行きましょう。
SNSやってます(^^♪
フォローしてくれると嬉しいです。
よろしくお願いします。
何か疑問に思う事ありましたらお気軽にご連絡ください。